Export any WordPress data to XML/CSV
Export any WordPress data to XML/CSVとは、WordPressの投稿記事内の要素(タイトル、記事ID、パーマリンク)や
メディアライブラリなど様々な要素をCSV/XML形式のファイルとしてエクスポートすることできるプラグインで
Excelなどの表計算ソフトで個別に指定して一覧化したいときに便利で複雑なエクスポート作業せず簡単に行うことができます。
本記事では、mixhostでWordPress内の要素を簡単にエクスポートできる「Export any WordPress data to XML/CSV」の利用方法について紹介します。
導入方法
プラグイン導入
WordPress管理画面より「①プラグイン欄:新規追加」→「②キーワードに【Export any WordPress data to XML/CSV】と入力」→「③【今すぐインストール】」→「④【有効化】」の順に選択しプラグインの有効化しましょう。
設定方法
設定画面へは、WordPress管理画面の【すべてエクスポート欄:設定】をクリックし設定画面へ移動しましょう。
プラグイン設定
プラグインの設定画面では、以下の設定項目を変更することができます。
基本的には、変更不要ですが「Roles With Access」の項目で編集者にも
許可しておくと便利なのでWebサイト運営方法に合わせて変更することをオススメします。
エクスポートを行う際に、出力するフィールドを指定することができ
その一度使用した時に保存した設定をテンプレートとしてここからインポートして
以降も同じ設定で使用することができます。
有効にすると、エクスポートされたファイルと一時ファイルは、
/ home / wjlbltic / public_html / mixpost.jp / Plugin / wp-content / uploads / wpallexport内のランダムな名前のフォルダーに保存されます。
無効にすると、エクスポートされたファイルはメディアライブラリに保存されます。
項目 | オススメ設定 |
フォルダ名をランダム |
Zapierは、エクスポートファイルを Dropbox や Googleドライブに自動的に追加したり、
Gmailなどでメールで送信することができます。
また、ライセンスを持ってる場合はキーを入力することで自動スケジュールリング機能が可能です。
WordPressユーザー権限を設定します。
項目 | オススメ設定 |
Roles With Access | ・Administrator :
・Editor : ・ : ・Contributor : ・Subscriber : |
WP All Exportには、PHP関数を使用して任意のエクスポートフィールドのデータを処理する機能があります。
データを処理するカスタム関数を作成することも、ネイティブPHP関数を使用して処理することもできます。
使用方法
エクスポート画面へは、WordPress管理画面の【すべてエクスポート欄:新規エクスポート】をクリックし設定画面へ移動しましょう。
新規エクスポート
①エクスポートの方法と対象の選択
エクスポートの方法として【特定の投稿タイプ】と【WP_Query結果】の2種類があり
以下のような機能で基本的には、【特定の投稿タイプ】から対象を選択して使用することを
オススメします。
※どちらも一部項目についてはPRO版(有料)のみエクスポートを行うことが出来ます。
エクスポート方法 | 【特定の投稿タイプ】 | 【WP_Query結果】 |
対象 | ・投稿
・固定ページ ・分類(カテゴリー、タグなど) ・グローバルスタイル ・テンプレート ・テンプレートパーツ ・ナビゲーションメニュー ・マイテンプレート ・ランディングページ |
・投稿タイプクエリ
|
PRO版(有料)のみ | ・コメント
・ユーザー ・フィルタリングオプション |
・ユーザクエリ
・コメントクエリ |
メリット | 専門の知識を必要とせず簡単に
エクスポートできる。 |
WP_Queryを使用して指定した対象を
フィルター抽出することができます。 |
デメリット | フィルタリング機能がPRO版(有料)のみとなっている為、抽出対象の多い項目では向いていない。 | WP_Queryに対する知識が必要 |
②エクスポートファイルのカスタマイズ
①の新規エクスポート画面で「エクスポートファイルをカスタマイズします。」のボタンから
エクスポートする内容を指定と出力方式を設定することができます。
利用可能なデータフィールドの追加/削除と名称の変更
①で指定した対象内から抽出するデータフィールドを画面右側にある【利用可能なデータ】及び
点線枠下部にある【フィールドを追加】から行うことが出来ます。
主に使用する利用可能データ
主に使用する利用可能データは以下のデータを出力することができ、投稿記事であれば
「Title」、「Permalink」、「Content」、「カテゴリー」など必要な項目に絞ってエクスポートすることをオススメします。
データフィールド名 | 内容 |
ID | WordPressの各投稿タイプに割り当てられた一意の番号 |
Title | 投稿のタイトル |
Content | 投稿に付いたコメント |
Excerpt | 投稿内容の要約 |
Date | 投稿が公開された日付(ymd形式) |
Post Type | エクスポートされたレコードの投稿タイプ |
Permalink | 投稿のURL |
データフィールド名 | 内容 |
URL | メディアファイルのURL |
Filename | メディアファイル名
※日本語の文字列は出力されない場合があります。 |
Path | メディアファイルの保存されているパス(サーバー上の場所) |
ID | メディアファイルID |
Title | メディアファイルのファイル名 |
Caption | メディアファイルのキャプション |
Description | メディアファイルの説明文 |
Alt Text | メディアファイルの代替テキスト |
Featured | メディアファイルのアイキャッチ画像URL |
データフィールド名 | 内容 |
URL | 添付ファイルのURL |
Filename | 添付ファイル名
※日本語の文字列は出力されない場合があります。 |
Path | 添付ファイルの保存されているパス(サーバー上の場所) |
ID | 添付ファイルID |
Title | 添付ファイルのファイル名 |
Caption | 添付ファイルのキャプション |
Description | 添付ファイルの説明文 |
Alt Text | 添付ファイルの代替テキスト |
データフィールド名 | 内容 |
カテゴリー | 登録しているカテゴリー |
タグ | 登録しているタグ |
③エクスポートの出力方法
利用可能データ追加をした項目から、ページ下部へ進むと【Export Type】項目があり
ここでは、ファイルの形式としてスプレッドシートとFeedの中から選択することができます。
決まったようとなどなければ表計算ソフトで利用しやすい【スプレッドシート:CSVファイル】を選択しましょう。
スプレッドシート | Feed | PRO版の有無 |
CSVファイル | 単純なXMLフィード | 無 |
Excelファイル(XLS) | カスタムXMLフィード | 有 |
Excelファイル(XLSX) | 有 |
④エクスポート設定のテンプレート化及び作成済みテンプレートの適用
【設定をテンプレートとして保存します。】の可否を指定するチェックボックスがありこれにチェックマークを入れると
テンプレート名の入力欄が表示され、下部にある【続行】から次へ進むことでテンプレートとして設定保存されます。
作成済みテンプレートを適用する場合は、【テンプレートを読み込みます】のプルダウンメニューからテンプレートを
選択しましょう。
⑤エクスポートの実行
設定のエクスポート画面では、【Schedule Option】と【高度な設定を構成】の2つの設定と
エクスポートするファイル名を指定する【フレンドリ名】の項目があります。
基本的には、設定項目の変更は不要で「エクスポートの確認&実行」をクリックし
エクスポートの出力を開始しましょう。
1.Schedule Option
Schedule Optionでは、3つの方法から選択してエクスポートを行うことができ
特別な理由がなければ「Do Not Schedule」を選択し必要な時だけエクスポートを行うようにし
不要なデータをサーバーへ増やさないようにしましょう。
※「Manual Scheduling」はPRO版のみの機能となります。
項目 | 内容 |
Do Not Schedule | スケジュールリングなしすぐにエクスポートを実行します。 |
Automatic Scheduling | 自動スケジューリングにより、以下のスケジュールに従って
エクスポートを非常に簡単に実行できます。 ・毎週の指定した曜日 ・月の最初の週の指定した曜日 |
Manual Scheduling | PRO版のみの機能で任意のエクスポートスケジュールを
指定することができます。 |
⑥エクスポートしたファイルの確認
【セキュアモード:フォルダ名をランダム】のチェックマーク有無でエクスポートされる
ファイルの場所が変化します。
※チェックマークが入った状態の場合、サーバー内のランダムな場所にフォルダが作成されるため
意図しない場所に生成されるので注意しましょう。
メディアライブラリからエクスポートしたファイルの保存
1.WordPress管理画面の【メディア欄:ライブラリ】をクリックしメディアライブラリへ移動しましょう。
※FTPソフトやファイルマネージャーを使用し直接エクスポートしたファイルを保存も可能です。
2.対象ファイルのページを開きファイルを保存しましょう。
対象ファイルにカーソルを合わせると表示される「表示」ボタンから対象ファイルのページへ進み
「対象ファイル名」をクリックして保存をしましょう。