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Query Monitor

Query Monitor(クエリモニター)とは、WordPress 開発者向けのツールパネルで通常では確認することができない

以下のデバッグ情報(Webサイトの各種パフォーマンス)などを簡単に確認することができ、

これらのデバッグ情報を利用しWebサイトの改善や状況を把握する場合にオススメのプラグインになります。

 

本記事では、mixhostでWebサイトの情報を確認できるQuery Monitorについて紹介します。

  • データベースクエリ
  • PHP エラー
  • フックとアクション
  • ブロックエディターのブロック
  • 読み込まれた JavaScript
  • スタイルシート
  • HTTP API 呼び出し
  • Ajax 呼び出し
  • REST API 呼び出し
  • ユーザー権限チェック

 

注意事項

他の導入済みプラグインにて「WordPressの管理ツールバーメニュー」をカスタマイズしている場合

Query Monitor(クエリモニター)の上部メニューへの表示がされないことがありますので注意しましょう。

 

導入方法

プラグイン導入

WordPress管理画面より「①プラグイン欄:新規追加」→「②キーワードに【Query Monitor】と入力」→「③【今すぐインストール】」→「④【有効化】」の順に選択しプラグインの有効化しましょう。

 

設定方法

プラグインの有効化後、WordPressの管理ツールバーメニュ上に数字の羅列表示が追加されるようになり

これにマウスカーソルを合わせるとメニュー欄が表示され項目をクリックすることで

ブラウザ下部に表示される各種デバッグ情報を確認することができます。

 

 

上部メニュー欄

プラグインを有効化すると①~④の表示が追加され以下の内容について

簡易的に確認することが可能となります。

※WordPressへログインしているユーザーのみ確認でき一般の利用者には表示されません。

 

  • 秒単位のページ生成時間
  • キロバイト単位のピークメモリ使用量
  • SQLクエリにかかった合計時間(秒単位)
  • SQLクエリの総数

 

概要

概要では、表示しているページごとにWebサイトの概要が以下のように表示されます。

 

  • ①ページの生成時間[秒]
  • ②最大メモリ使用量[KB]
  • ③データベースクエリー
  • ④HTTP API Calls
  • ⑤オブジェクトキャッシュ

 

 

クエリ

クエリではQuery Monitor(クエリモニター)はこのクエリを追跡してログ内に表示するため、

ユーザーはどのクエリが正常に実行され、どのクエリが実行されなかったかを確認できます。

 

また、コンポーネントまたは呼び出し関数でクエリをフィルタリングすることで

サイト上のどの「プラグイン」、「テーマ」などや関数がデータベースクエリを最も多く

(または最も遅く)行っているかを簡単に確認できます。

 

  • 現在のリクエストで実行されたすべてのデータベースクエリを表示します
  • すべてのクエリの影響を受ける行と時間を表示します
  • 遅いクエリ、重複するクエリ、エラーのあるクエリの通知を表示します
  • クエリの形式による絞り込みクエリ(SELECTUPDATEDELETE、など)
  • コンポーネント(WordPressコア、プラグインX、プラグインY、テーマ)でクエリをフィルタリングする
  • 関数を呼び出してクエリをフィルタリングする
  • コンポーネント、呼び出し関数、およびタイプごとにグループ化された集計クエリ情報を表示します
  • 超高度:wpdbの複数のインスタンスをサポートします(FAQで詳細をご覧ください)

 

 

ログ(今後のVer.UPにて追加予定)

クエリモニターに表示されるすべての情報は、 現在のページの読み込みに関するものです。

履歴情報は利用できません。(ただし、この機能は将来のバージョンで計画されています)

     

    リクエスト

    リクエスト機能は、現在のユーザーのクエリ変数を表示し、カスタムクエリを強調表示します。

    また、リクエスト内に存在する関連するクエリ文字列も表示されます。

     

       

      管理画面

      このセクションでは、WordPress管理パネルで行われているアクティビティを示します。

      管理パネルからアクセスされているコンポーネントを一覧表示し、PHPファイルが使用できないためにエラーが表示されます。

       

       

      Scripts

      クエリモニター内の[スクリプト]タブにアクセスすると、リクエストに含まれているキューに入れられた

      すべてのスクリプトとスタイルが一覧を表示します。

      また、外部の依存関係が原因で壊れたスクリプトや応答しないスクリプトを強調表示します。

       

       

      styles

      外部の依存関係が原因で、特定のCSSファイルが読み込まれずWebページのレイアウトが崩れる場合があり

      このセクションでは、CSSスタイルシートを扱いクエリの背後にあるソースファイルを特定するのに役立ちます。

       

       

      Hook&Actions

      フックとアクションは、WordPress自体が提供する事前定義されたコントロールを使用してカスタム機能を作成できるため、

      フックとアクションによって引き起こされたエラーを識別及びフィルタリングし確認することができます。

       

       

      言語

      多言語ウェブサイトの場合、[言語]タブは壊れたファイルや利用できないファイルを識別し言語設定も表示します。

       

      HTTP API Calls

      このタブには、すべてのサーバー側クエリが表示され、応答コード、タイムアウトログ、および失敗した要求を表示し

      応答をリアルタイムで確認することでサーバー側のコードを効率的にデバッグするのに役立つ便利な機能です。

       

       

      Transients Update

      一部のAPIは特定の時間に特定の数のリクエストしか許可しないため、WordPressはデータベースにAPI応答をキャッシュできます。

      トランジェントアップデートは、これらのトランジェントを表示し、サイズとコンポーネントも表示します。

       

      Capabiliy Checks

      デフォルトでは、これは非アクティブであり、wp-config.phpファイル内にコードを配置することでアクティブにできます。

      機能チェックは、ページ上の各ユーザーの機能チェックを実行し、結果とともにパラメーターを表示します。

       

      wp-config.phpファイル内に配置するコード
      define( 'QM_ENABLE_CAPS_PANEL', true );

       

       

      環境

      これはWordPress環境の完全な概要であり、PHP、データベース、およびWordPressの3つのセクションが含まれています。

      各セクション内には、MySQLバージョン、PHPメモリ制限、WordPressバージョンなど、環境に関する有用な情報が表示されます。

       

       

      条件文

      現在のリクエストに関するすべてのWordPress条件を表示します。

       

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